Re:ゼロから始める新婚生活

某北欧企業のプログラマーが日々の思ったこと、失敗、経験をまとめたオピニオンブログ

若いエンジニアパパに伝えておきたい「年末調整」と「確定申告」の意味とHow

f:id:i-takakiX:20170227213825p:plain

年末調整と確定申告は、エンジニアパパの納税金額を健全にするものだ。

次の記事のように、エンジニアが最高のパフォーマンスを発揮するには、クソみたいに非生産的なイベントを限りなく0にする必要がある。

i-takakix.hatenablog.com

でも、エンジニアだってパパになる。

だから避けられない、非生産的なイベントには、ローコストで対処しよう。

この記事では、若いエンジニアパパに、年末調整や確定申告といった厄介な非生産的イベントに対処できるようになってもらうため。

僕の配偶者控除デビューの経験をもとに、入門的なことを話す。



まず、あなたのキャッシュインフローは、勤め先の企業が把握している。

企業は、あなたにいくら払ったかを把握していて、それを国に報告している。

国はその報告をもとに、あなたが過去1年間に払うべき「だった」税金の量を決める。

これが年末調整だ。



結婚、子供、住宅とライフステージが上がってくると。

年末調整+になる。

企業は、企業とあなたとの間のキャッシュフローしか知らない。

養う嫁さんができた、可愛い子供ができた、素晴らしい家を建てた、これらのイベントにおけるキャッシュフローはあなたしか知らない。

だから企業に報告しなければならない。

これが年末調整+だ。



さらに、あなたも知らないキャッシュフローが存在する。

嫁さんのキャッシュフローや、家族の医療費のキャッシュフローだ。

もし年末調整+で申し込んでないと、税金を払い過ぎて損をする可能性がある。

それを防ぐための仕組みが、確定申告だ。

税務署に行って、先ほどの新発見のキャッシュフローを教えよう。

そうすることで、国は払い過ぎた税金を返してくれる。

例えば、嫁さんの源泉の年収が103万以下なら、配偶者控除に申し込もう。去年払った所得税と住民税から、数万円くらい(僕の場合は6万が1.5ヶ月で)返ってくる。

嫁さんの源泉の年収が103〜130万なら、配偶者特別控除に申し込もう。所得税と住民税から、1、2万円くらい返ってくる。

去年の1年間の医療費が10万以上なら、医療費控除に申し込もう。1、2万円くらい返ってくる。



最後に、もし家族のマイナンバーを全て知ってるなら、確定申告後に
e-Taxのアカウント**を作っておこう。

来年、確定申告をする時に、税務署で待つ時間が減り、税金が返ってくるのも1、2週間くらい早まる。(らしい)

国は払い過ぎても、自分から返してくれることはない。

だから、ドンドン教えてあげよう。

若いエンジニアパパの、健闘を祈っている。



サムネイル画像引用元:http://www.litrg.org.uk/tax-guides/tax-basics