巨人が教えてくれた、生き方を変える「13の美徳」
偉人でも、クソじじいでも、先人の教えはとても貴重なものだ。
アイザック・ニュートンは、ライバルのロバート・フックに送った手紙で「我々は、巨人の肩に乗る小人のようなものだ」と言った。
ニュートンは、チャラくて自意識過剰な人物であったが。
そんな彼ですら、謙遜してしまうほど巨人の存在は偉大だったんだ。
そして巨人という先人たちが残した膨大な叡智の上に、僕らも立っている。
おかげで僕らは、何の苦もなく新しい景色を見ることができる。
時に巨人は、生き方も教えてくれる。
ベンジャミン・フランクリンは、僕にとっての巨人の1人だ。
巨人化してもらってからの3年間で、色々な生き方を教えてくれた。
とくに気に入っているのが「13の美徳」だ。
例えば、「規律:物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。」
物は場所、仕事は時間を定めろという美徳だ。
未だに僕は、右前ポケットにはいつでも捨てていいもの、左前ポケットには小銭、右後ろポケットには携帯、左後ろポケットには財布と定めている。
仕事や家庭といった様々なシーンでも定めているが、ここ3年間、悪い結果になったことはない。
他にも、「勤勉:時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし。」
暇という時間は存在しないということだ。
自分と相手にとって有益なことだけに、時間は投資するべきだ。
あとは、「平静:小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に、平静を失うなかれ。」
どうにもならないことは、気にする価値も意味も無いということだ。
身近な例で言えば、仕事におけるパートナーの失敗だ。
どんなに責めても気にしても、結果は変わらないのだから、むしろ自分を平静に保つことに気を使うべきだろう。
記事の最後に、残りの美徳も載せているので、ぜひ一度読んで欲しい。
あえて「全てを実践する必要がある」、と言っておこう。
必ず何かが変わるはずだから。
偉人でも、クソじじいでも、先人の教えは本当に貴重なものなんだ。
ベンジャミン・フランクリンの13の美徳
節制:飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。
沈黙:自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。
規律:物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。
決断:なすべきをなさんと決心すべし。決心したることは必ず実行すべし。
節約:自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち、浪費するなかれ。
勤勉: 時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし。
誠実:詐りを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。口に出ですこともまた然るべし。
正義:他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。
中庸:極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。
清潔:身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。
平静:小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に、平静を失うなかれ。
純潔:性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、これにふけりて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし、信用を傷つけるがごときこと、あるべからず。
謙譲:イエスおよびソクラテスに見習うべし。
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