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WebコンテンツでSEO対策よりも大切なこと

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それは、コンテンツを作る本人を熱狂させることだ。



Webコンテンツは、いつでも、どこでも、簡単に見られるものだ。

だから「誰にも見られないコンテンツには価値がない」と、インプットおばけ👻を作りがちだ。

i-takakix.hatenablog.com

そして「大勢に見てもらうためにSearch Engine Optimization対策することは当然だ」と、錯覚する。

でもハッキリ言って、SEO対策なんかクソだ。

なぜなら、本当に最適化しなければならないのは、検索エンジンの向こうにいるユーザーだからだ。

そのユーザーを熱狂させるような、ユーザーファーストなコンテンツに最適化していくことが、最も重要なんだ。

ユーザーファーストが不十分で、完璧なSEO対策を施したコンテンツは、ただの広告ファーストなクソコンテンツだ。

広告のための対策で、ユーザーを熱狂させることは不可能だ。

広告ファーストは、ユーザーファーストの対極の存在であることを忘れてはいけない。

そして一度、広告ファーストになってしまったら、待っているのは破滅だけだ。





ユーザーファーストにするために、注意しなければならないのは「どんなコンテンツがユーザーファーストなのか?」と、考えないことだ。

そんなことは考えてもわからない。

ユーザー自身、自分がどんなコンテンツを求めているのかわからないからだ。

ここで考えなければならないユーザーは、コンテンツを使ってくれる人じゃない。

作ってる人だ。

作ってる本人を熱狂させるような、「Content Creator Optimization」こそが、最も大切な対策なんだ。



本人が熱狂できないコンテンツは、クソになる。

例えばはてなブログでも、熱狂できない、好きになれないブログは、あっという間にクソになる。

モチベーションが上がらず、記事を書き続けることが難しいからだ。

好きでもないブログには創意工夫も生まれなければ、ブログのカラーも出ない、読み手の具体的なリターンを示すこともできなくなる。

そして集客が目的となり、質より量を優先するようになれば、あっという間に広告ファーストサイドに落ちる。

こうなっては手に負えない。

「いかに、読み手を滞留させるか」「いかに、広告をクリックさせるか」「いかに、多くの広告を表示するか」という、典型的なクソになる。

本人も読み手も、自分の時間をドブに捨てるようなものだ。



だから、まず本人を熱狂させよう。

本人は、何に熱狂するのか。

本人は、何にワクワクするのかを考えよう。

ブログの最初の読み手は、本人だ。

本人を熱狂できなければ、他の読み手を熱狂させることはできない。

熱狂によって生まれたコンテンツなら、「どうしたらもっと面白くなるのか」無意識に考えられるだろう。

だから、WebコンテンツでSEO対策よりも大切なことは、本人を熱狂させることなんだ。



サムネイル画像引用元:http://rollingstonejapan.com/articles/detail/27090