ユーザーには消費することだけに集中させてあげるべきだ
集中できないプロダクトは、fuckなプロダクトだ。
もしユーザーに「うちのPCでも使えるだろうか?」「職場でも繋がるだろうか?」「他に安い店舗はないだろうか?」「デバイスの規格にあってるだろうか?」と悩ませているとしたら、かなりの確率でそのプロダクトは見直す必要がある。
見直し方はシンプルだ。
一度こう再確認してほしい、「なぜ、そのプロダクトを作るのか?」と。
その答えが、ユーザーメリットと一致するまで見直そう。
そしてめでたく一致してから、次に「なにを作るのか?」「どうやって作るのか?」に進もう。
fuckなプロダクトは、「なぜ」ではなく、「なに」から出発してることが多い。
もっとfuckなプロダクトは「どうやって」から出発していることが多い。
できる限り「なぜ」→「なに」→「どうやって」と進もう。
この順序を間違えると、ユーザーが集中できないプロダクトになる。
とくに先進国のような、もう発展しない国のユーザーの周りには様々なノイズがあり、ただでさえ集中できない状況だ。
にもかかわらず、せっかく集中しようと思ってくれたプロダクトにノイズが入っていれば。
ユーザーは、この上ない裏切りを感じてしまい、二度と戻ってこないだろう。
今、世の中は、集中できないプロダクトで溢れている。
逆に言えば、集中できるプロダクトが目立つ時代だ。
ユーザーには、消費することだけに集中させてあげよう。